Engine Oil 我が家の野良バイク Eちゃんも列記とした(?)HONDAのバイク 綺麗で壊れにくかったんだったんだろうな 昔は さてさて方々のHP様に書かれているメンテナンスの基本であるオイル交換 そのオイルについてのお話 ※注意:以下に記載する内容は管理人の個人的な考えやら素人目線で書いてますので 違う意見・考え方があるのも当然です。どれが正解ってのは難しいですが 人それぞれ違う答えがありますので参考程度に生暖かく見てやってください。 ついでにいうとオイルについては専門家・研究機関・会社があるぐらいのとても奥が深く難しい世界です。 まだまだ勉強が必要ですね。 クラブマンに入れるオイルは何が良いのやら悩みました。 ちなみにCBR250RRを乗っていた独身のときは Castrol Power1 4T やら MOTUL 300V 4T とか 過去の自分 ちょっぴり過保護(・w・) まぁそんな高級オイルをほいほい交換できるような身分ではなくなったので エンジンと財布に優しいオイル選びをしてみました。 できれば財布には超やさしく! まずターゲット いわずと知れた我が家の野良バイク Eちゃん 純正のオイル指定をサービスマニュアルで見てみると オイル交換量:1.5L(フィルター交換時1.55L) 全容量:1.8L 指定オイル:HONDA純正 ウルトラU 10W-30 ウルトラGP 20W-50 とあります。 ええ すでに名前変わってますねこのオイル。 今で言うと ウルトラU = ウルトラG1 ウルトラGP = ウルトラS9 になってますね。 今日(2008/3/8)調べてみたんですが ウルトラS9の20W-50ってなくなったんでしょうか・・・ 10W-30しかないし(・w・) まぁいいや サービスマニュアルにはこうもあります。 1.地域の外気温適した粘度のオイルを使用すること 10W-30だと -10度以下〜32度ぐらいまで 10W-40で-10度以下〜40度以上 都心部でも夏は37度とか出たりする世の中ですので ここを見る限りだと10W-40が適正なのかな またオイル粘度が高すぎると確かに高温には強くなる=高温時に多少粘度が低下しても 粘性が保てるようにはなりますが、クラブマンは全年式通してオイルラインが細く オイル詰まりによるカムかじりも報告に上がっていることから 粘度を極度にあげることは避けたほうが良いかもしれません。 2.API分類SEまたはSF級のエンジンオイル orz 時代を感じるな・・・・ API分類とは?アメリカ石油協会が定めたオイル規格 オイル酸化安定性、サビ・腐食・磨耗防止性、洗浄性、蒸発性、せん断安定性 等オイルに関する性能を評価するためのテスト結果によりSA〜SMまで分類されます。 現在HONDA純正のオイルを始め様々なオイルメーカーでは SL級規格(SFよりも4段階上)が一般になりつつあります。 オイルも進化してるんだね サービスマニュアルは以上 あとよく言われているのが JASO規格 MAとかMBとか書いてあるもの 一般的にMAとMBがありますが、 動摩擦特性指数、 静摩擦特性指数、 制動時間指数の 試験を元に決められます。 が まちがっちゃいけないのが MBはMAよりも劣っているとは思わないでくだせい MBはどちらかというと低摩擦・低粘度向けとなります。 MAに比べると対摩擦特性が低くなりますが、摩擦が少なくなりますので 燃費も良くなり環境にはよいことです。 また二輪専用の規格ですのでMBだから悪いってことはありません。 それぞれオイルの特性もあるので一概には言えませんが 安い脳みそでざっくり考えて MA:高回転等負荷の高いエンジン向け MB:低回転または環境によいエンジン向け って感じだろうか。 さてさてここまで規格について洗い出してきましたが みんなが良く見る「指標」はもう一個ありますね。 1.鉱物油 2.部分化学合成油 3.100%化学合成油 1<2<3の順で高いです。 説明は特に要らないかと思いますので3つの違いは省きます。 選びたいポイントとしてあるのが化学合成油の中身です。 最近の化学合成油にはエステルが含まれています。 このエステルは吸着効果によるドライスタートの防止 粘度をあげずに高い高温安定性をもったり、潤滑性をあげたりします。 いいことがいっぱいありますが 高いのです。 また、エステルはガスケットに攻撃性があるようで 滲んだりする場合があります。 で 結論に向かいますと自分のバイクには以下の条件になりました。 1.粘度は10W-40で通年使う。 夏場以外は10W-30でも問題ないかも。 ただクラブマンが熱を持ち安いので多少の粘度低下を見ておきたい。 API規格は割りとどうでもいいや(ぁ 2.JASO規格はMAを選ぶ。 純正はMB指定になっているが、ただでさえ滑りやすいクラッチ部分や 駆動部の耐久性を低減させないようにMAを選んでみます。 3.部分化学合成油を選ぶ。 100%化学合成油までは必要ではないと感じますが 鉱物油ではエンジン停止後数時間〜数日でオイルが完全に オイルパンに落ちてしまいます。 ドライスタートを防止するためにも若干エステル系の化学合成油が 入っているものが望ましいかもしれません。 4.交換サイクルは3ヶ月に1度程度 ちょっと交換サイクルとしては早めかもしれませんが 古いオイルは徐々に粘度が低下していきます。 オイルメンテナンスがシビアなクラブマンには安くても 少し早いタイミングでオイル交換したいところ。 5.値段は抑えて1L 2000円以下 高いオイルに越したことはないけど おいらの乗り方では高いオイル使っても価格分の効果があるとも思えません。 そんなに高くないオイルでもいいんじゃないかなぁ・・・ で 出てきたのが以下の二つ HONDA ULTRA G2 10W-40 Castrol Activ X-TRA この一年はずっとActiv X-TRA使ってます。 散々壊れてるけどオイルが原因で壊れたような箇所は 無かったと思います。 みなさんはどんなオイルを選んでるんでしょうね〜 オイルって本当に奥深い。 |